【吹奏楽】交響詩「ローマの祭り」より主顕祭(しゅけんさい)

曲はキリスト教の主顕祭前夜のバカ騒ぎを描いており、喧騒とした光景の中に、踊る人々、手回しオルガンの演奏、それをさえぎる酔っ払い、泥棒などの動機が次々に現れ、最後はローマ人の気概をテンポよく高らかに歌い上げ、曲は混沌の中にあって見事な調和で終わる。もとは弦楽器も加わったオーケストラの難曲だが、指揮の吉永陽一先生による編曲のうまさもあって、兵庫県立兵庫高校吹奏楽部が最高のパフォーマンスを披露。今から37年前(2017年現在)の演奏にもかかわらず、その技術、スタイル、心意気は現代のレベルに引けを取らず、聴く者の心をとらえて離さない。吹奏楽による主顕祭では、わたしのいち押し。



動画の詳しい説明は下記URLをクリックしてお読みください。

 YouTubeの当該動画の元ページが別ウィンドウで表示されます。

 https://youtu.be/YM1i_z6qpBs