【管弦楽】ウェーバー:歌劇「プレツィオーザ」序曲

私がドイツ・オーストリア系の曲をアップロードするのは、バッハを除いて初めてではないかと思う。この曲は、歌劇「魔弾の射手」やピアノ曲「舞踏への勧誘」で有名なウェーバーの作品で、面白い曲ながら、先に挙げた曲に比べて極端に演奏の機会が少ない、また吹奏楽用に編曲してみたいという衝動に駆られるという点で今回取り上げてみた。曲は、スペイン風の曲、可愛らしい行進曲、ウェーバーらしいまとめの曲の3部構成になっていて、いずれも後を引く美味しさだ。吹奏楽に編曲する場合、1音落としてト短調ー変ロ長調にして確実な響きと運指の楽さを求めることなく、原調であるイ短調ーハ長調として明るい響きを求めたい。スウィトナーの演奏は、カール・ベームのそれと比較してテンポが若干遅め、古風で思い入れが強い感じがするが、それはある意味、味のある演奏と言い換えることができる。曲の長さは8分程度と飽きる間もなく過ぎていく。吹奏楽コンクールの自由曲サイズね。


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超私的音楽感想家 ソブ の制作した音楽スライドショーを紹介します。