【管弦楽】幻想交響曲より「ワルプルギスの夜の夢」
言わずと知れたフランスの大作曲家、ベルリオーズの代表作。よく耳にするのは第4楽章の「断頭台への行進」だが、楽器のうまい素人が腕試しにやりたがるのが、この第5楽章だ。名曲なのだが例えば第4楽章では主人公はギロチンで首を切られ、この第5楽章では魔女たちがちょん切られた主人公の首をブラブラさせながら踊り狂うというおどろおどろしい話なのである。決して喜びに満ちた顔で演奏する曲ではない(でもこのストーリーはあくまで“幻想”であるので、君たち安心したまえ)。私が高校生の時からもう二十以上ものオケの演奏をきいて、初めて満足がいったのが今回紹介する演奏。指揮者のユーリ・シモノフは時々ドカンといいのをやってくれるなー。演奏はスロヴェニアフィル。この組み合わせもマニアックでよろし。ぜひハートを聴いてくれ。
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