【室内楽】グレツキ「弦楽四重奏曲第2番"幻想曲風に"」より第2楽章
ポーランドの作曲家、ヘンリク・グレツキの作品。タイトルに 'Quasi una Fantasia' (クアジ ウナ ファンタジーア)とあるのだが、こと第2楽章に限って云えば何か意図するものがあるように思えてならない。ただ、幻想的に型にとらわれない風にやっていますと作曲者自身がわざわざタイトルをつけているところが実に怪しい。今回のスライドショーは、あくまでわたし自身が持つこの曲のイメージをわかりやすく具現化しただけなので、みなさんは画面を見るよりむしろ目をつむって音楽に集中したほうがいいと思う。演奏するシレジアンカルテットの迫力と緊迫感はまるでこの曲を演奏するために組まれた楽団のようで怖い。
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